こんにちはゆちゃです。
このブログでは元ペットショップ店員の私がペットとの暮らしを幸せに暮らす為に必要な知識を下記のカテゴリに分けて発信していきます。

これからこのブログで記事にしていく基盤になる内容ですので要チェックです!!
・飼育準備(何を飼うのか決める、何が必要か考える、特徴を知る、環境を整えるなど)
・飼育方法(犬飼育方法、猫飼育方法など)
・座学(世界のニュース、体験談など
今回の記事では飼育準備として去勢避妊手術について解説します。
最近どんどん暑くなってきましたね。この時期になると我が家の駐車場に何故か一匹の猫が現れます。
その猫は車の下が好きみたいで車が駐車されるまで近くで待って、駐車されるともぐりこみます。(笑)
勝手に「おかか」と名前を付けて呼んでいますがなかなか懐いてはくれません。何しに来てるのかもよく分かりません(*´з`)まぁ可愛いのでいいんですけどね!!

勘のいい方はこの写真で気づいているのではないかなと思いますが、おかかは避妊去勢していません。(多分)基本的に野良猫が避妊手術を受けた際耳をカットします。もし皆さんの知っている野良猫が耳カットされていたらその子はちゃんと地域の保護団体の方々に避妊去勢手術をされている証拠ですね(^^)
現在犬や猫を飼育する際に意図しない繁殖の可能性がある場合「避妊去勢手術」は飼い主の義務となっています。
しかし、手術の費用が高いという理由から行わない飼い主も少なくありません。結果どんどん繁殖してしまい多党飼育崩壊になってしまうケースが多いのです。
この記事では「避妊去勢手術」が具体的にどのようなものか、どんな影響があるのかを説明していきます。また、行政から支給される助成金制度も紹介していきます。
避妊去勢手術を行う意味

皆さんは避妊去勢手術は何のために行うことだと思いますか?

子供増えないようにするんだろ?

そうだけど、それだけじゃないんだよね!
理由はいろいろあるんだ!
管理できないほどに繁殖させないため
この理由が一般的なのではないでしょうか?
飼い主に手術を義務化しているのもこの理由です。私が今の飼い猫を譲渡してもらう際にインターネットで譲渡情報を見ていると
「家に住み着いた猫にご飯をあげていたら管理できないくらいに増えてしまったので引き取ってください」
という内容が何個か見つかりました。
ネットニュースでも時々問題になっていますよね・・・
性別特有の病気を予防できる
避妊去勢手術は性別特有の病気を防ぐことが出来ます。
オスであれば前立腺、精巣の病気。
メスなら乳腺、卵巣や子宮の病気
手術をすることで未然に予防できるのはペットと長く暮らしていくためには安心できますよね(^^)
性格が優しくなる。個人差あり
避妊去勢手術を行う際によく言われるのが
「避妊去勢手術しておとなしくなった」
ではないでしょうか?
しかし!!うちの子はぶっちゃけあまり変わりませんでした(笑)手術をして大きく性格に影響するのは男の子が多いという話もあるので、女の子のうちはあまり影響なかったんだと思います。(もっと大人しくなって欲しかった・・)

大人しくなって欲しかったってよ!お姉ちゃんの事でしょ?

お前だよ!!!!!

お前だよ!!!!
男の子の性格の変化としては
・攻撃的な性格が治った
・前よりも甘えん坊になった
など。
マーキングもしなくなるという話もあります。猫の男の子のマーキングは特に臭いのでありがたいですね♪
避妊去勢手術のリスク

良いことづくめな避妊去勢手術ですが行いうことで勿論リスクもあります。

子供が産めなくなるってだけじゃないの?

一見そう見えるけどちゃんと気をつけなきゃいけない事があるんだよ
全身麻酔のリスク
避妊去勢手術を行う際動物へ全身麻酔を使用します。
その負担はかなり大きいもので全ての生体へは使うことが出来ません。
例を挙げると
・高齢の生体
・心臓などに問題がある場合
・血液に問題がある場合
などが挙げられます。
肥満のリスク
特にメスに多いケースですが、避妊手術後はホルモンバランスが崩れて肥満になってしまう子が多いです。そのため術後は療法食という特別なカロリーの低いご飯を与えるように病院からも進められると思います。
ダックスやコーギー、猫ならマンチカンなどは肥満になると身体の特徴上腰に負担が行きやすいので注意してください。

あ、マンチカンって私じゃん!私って肥満なのかな?

先生には肥満じゃないって言われたけど、白玉と比べると重いよね・・
ダイエット・・するか?

いやぁー!!!!!!!!!!!!!
感染症のリスク
手術後に専用の包帯とエリザベルカラーをします。
この二つで術後に傷口をなめてバイ菌が入ることを予防しています。最初の時は術後の痛みでなかなか動かない子が多いのですが、痛みが引いてくると動き回るので包帯が取れてしまったり、ご飯が食べづらいと思った飼い主さんがカラーを外してしまって気づいたときには傷口を舐めてしまって感染症になることもあるので注意が必要です。

本当に痛かったし、カラー邪魔だった・・・
もうあれしたくない!

ごめんね。辛かったよね。
よく頑張りました!!!
行政から受けられる助成金制度

結構知らない方多いのですがほとんどの行政では犬猫の避妊去勢手術で発生する費用に対し助成金を出しています。条件は自治体により異なるので自分の地域の助成金制度を一度確認して頂けたらと思います。かなり素晴らしい制度だなと感じますので使わない手はないですね(^^)
また、自治体で助成金として使える予算が決まっていますので申請しても助成金が出ないという事もあります。手術の時期が近づいてきたら一度自治体へ確認することを進めます。(獣医さんからも説明があると思います)
まとめ
避妊去勢手術は犬猫を飼育する上でほとんどの場合経験することです。
繁殖のリスクがある場合は義務という事もありますが「費用が高い、時間がない」などの理由で手術をしない事は虐待ととらえられる事もあります。
ペットと幸せに暮らす為に管理できなくなるリスクも抑えられる避妊去勢手術は絶対に行いましょう!!
またこういう方もいます。

人間の都合で身体を無理やり切るなんて可哀そう。
私は多頭飼いはしないから繁殖のリスクは無いし手術は受けさせない!
こう言った意見を持っている方もいます。もちろん繁殖のリスクがないならば義務ではないのでやらなくてもいいのですが、やらないリスクもちゃんと考えてあげましょうね!
このブログで飼育放棄が一軒でも減ってくれることを祈っています。
ご覧いただきありがとうございました。
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