こんにちはゆちゃです。
このブログでは元ペットショップ店員の私がペットとの暮らしを幸せに暮らす為に必要な知識を下記のカテゴリに分けて発信していきます。
・飼育準備(何を飼うのか決める、何が必要か考える、特徴を知る、環境を整えるなど)
・飼育方法(犬飼育方法、猫飼育方法など)
・座学(世界のニュース、体験談など

今回は飼育準備だぞ
今日いつも行くデパートに行ってみると「家族募集中です」と書かれたチワワがいました。

ん?家族募集中とかペットショップなら当然なのになんでこの子だけ?
と思いよく見てみると誕生日が「2013年」。
という事は今8歳の子という事です。
実際ペットショップで「シニア犬」がいたのは初めて見ました。ちなみに値段は無く、譲渡という形だと思います。
最近ではペットショップで譲渡会を開いているお店も多くなってきています。個人的にはとてもいい傾向だなと思っています。譲渡会場がペットショップならそのままお店で必要なものも用意できますしね(^^)/
しかし、世の中いいペットショップだけではありません。時々ニュースになってしまうようなお店も、管理体制がずさんだなと思ってしまうお店もあります。
そこで今回は元ペットショップ店員の私がこんなお店は利用しないほうが良いと思う特徴を話していこうと思います。
この記事を見てもらえればこんなことが分かります。
ペットショップの業務内容

いいお店かを理解するためにはまず基本的な業務を知る事が大切です。基準が分からなければ判断できませんからね。
ペットショップの一日の主な業務内容は以下の通りです。
- ご飯の準備
- 清掃
- 接客
- 生体の体調管理
ご飯の準備
生き物を扱っているので当たり前ではあるのですが、このご飯を準備するのがすごく大変です。
何故ならお店で取り扱っている全ての生体に一匹一匹に合わせたもの(量、フードの種類)を用意しなければならないからです。

確かに皆が同じご飯を食べれるわけじゃないもんね

私はお姉ちゃんのご飯も食べれるよ♪

頼むから食べないで・・・
清掃
清掃は全てにおいて基本です。
ペットショップでは開店前、閉店後に全てのケージ、ケースを清掃します。
勿論営業中に汚してしまった子はその都度綺麗にしてあげます。

亀でも水をちゃんと変えてくれるぞ
接客
ペットショップの接客では生体の接客と商品の接客があります。
主に生体と商品で部門化されているので、商品部門の店員さんに生体の事を聞いてもよく分からない人が多いです。ですが、専門の部署なだけに詳しい方が多いですね。

チーフや店長クラスの人なら両方対応できますが、中には適当に答えるバイトもいるので注意です。
生体の体調管理
ペットショップは基本病院と協力して生体管理をしています。
その中で薬の投与、ご飯の量などを話し合い決めています。この管理が行き届いてないと生後間もない子たちは簡単に命を落としてしまいます。

私は野良だったけど、ちゃんと大きくなれたよ

小さい時は毎週のように病院へ通ってたんだぞ!!
見極めるポイント

見極めるポイントは業務内容がしっかりされているかという点です。
- ご飯の量は適切であるか
- 清掃は行われているか
- 商品、生体知識は最低限持っているか
- 動物を好きか

私のご飯の量は大盛りで♪

大盛りにしたって他の子のご飯取るじゃん!!
ご飯の量は適切か
ご飯の量は一匹一匹の体重で受給量を変えていく必要があります。その中ではふやかす水分量、食欲がない子にウェットを混ぜるかなど管理します。
お客さんの立場からしたらその管理が出来ているかは見て分からないかもしれません。なので一つの目安として、ご飯にウェットが混ざっている子がいるかどうかを見てください。
混ざっている子とふやかしているだけの子がいる場合は、だいたいご飯の管理はされていると思っていただいていいと思います。
清掃は行われているか
私が以前少しの時期ですがお世話になっていたお店はこの清掃が出来ていませんでした。
清掃といってもケースの掃除だけではなく、生体の手入れも清掃に入ります。
耳掃除、爪切り、足裏の毛カットなど。
皆さんはペットショップに行ったときに

この子なんか汚いな・・・

ケースの中がぐちゃぐちゃだ・・・
なんて思ったことは無いでしょうか?
テンションの高い子だと排泄をした後に動き回るので、店員さんが片付ける前にぐちゃぐちゃにしてしまう子も多いです。しかし、複数の子がその状態でなおかつ爪などが伸びていたらそのお店は気を付けたほうが良いでしょう。
商品、生体の知識は最低限持っているか
ペットショップは命を扱っています。
そのため最低限の知識がないと間違った飼育方法を教えてしまう。与えてはいけないものを与えていいと言ってしまう。
また、商品もアレルギーなどを考えずお店で推奨しているご飯をひたすらに進めてしまう。
この事例はバイトさんに多いです。
教育が充実していないお店の利用はトラブルの下になるので気を付けしょう。
動物は好きか
ペットショップで働いている方が全員動物好き・・・は当たり前なのですが、魚は好きで犬は嫌い。犬は好きだけど鳥は嫌いなど、動物の好き嫌いを持っている人は多いです。
犬猫専門のお店は気にしなくていいと思いますが、大手のペットショップで犬猫から爬虫類まで取り扱っている所は部署の移動があります。
そのため自分が苦手な動物担当になる人もいます。
そういった人が販売する場合かなり適当な販売になり、その後のアフターも真摯に話を聞いてくれない時もあります。
担当してもらう店員さんのお勧めは、動物をケースから出して抱っこしている店員さんです。
だいたい販売経験が豊富で、動物が大好きな人です。
注意としてはあまりにも若い人はなるべく避けましょう。(上司に指示を受けて抱っこしている可能性が高いです。)

皆が皆すべての動物を好きって事はなかなか無いよね
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ペットショップは間違った所を利用してしまうと飼い主さんもペットも不幸になってしまいます。しかし正しく選べば正しい飼育方法、本当にいい商品を選べるようになります。
違う記事でペットショップのメリットデメリットも話しているので見て頂けたら嬉しいです。ペットショップを利用する際のメリットとデメリット
私のブログでも本当に使ってみてよかった商品など紹介できたらいいなと思っていますので今後もよろしくお願いします。
このブログで飼育放棄が一軒でも減ってくれることを祈っています。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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